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執筆者の写真安楽雅志

あつまれ日本全国「安楽」さんまつりin鹿児島県志布志市 開催しました

昭和レトロ風な絵を描く安楽です。

2023年3月くらいから計画を始めた

「あつまれ日本全国「安楽」さん」まつり

めでたく2024年2月10日(土)11日(日)と鹿児島県志布志市安楽の地で開催することができました。



パチパチパチパチ


口づてやラジオ、facebookなどあれやこれやで安楽さんを発見しては連絡していき、結果、愛知、三重、滋賀、香川、山口、宮崎、鹿児島といろんな県から25名くらいお越しになってくださいました。

見知らぬよくわからない者の企画に賛同いただき心より感謝です。


日本全国「安楽」さんで記念撮影in安楽山宮神社

実際お越しなった方から

「主催者の風貌や雰囲気はとても怪しそうで躊躇しましたが、実際会うと良さげな人で安心した」

とのお言葉いただき、結果オーライなのでホッとしました。


この安楽さんで集まる会、メインは

2/11(土)12(日)に安楽山宮神社と安楽(やすら)神社で開催される「お祭りの神事」に参加し日本全国の「安楽」さんたちの武運長久を祈ろうというのが目的です。


ということで時系列でつづります。


2月9日(金)

13:00〜17:00

主催の自分も志布志市の人間ではないので勝手がわかりません。

前日より「準備はしますよ」ということで僭越ながら手伝わせていただきました。



神事の1つに苗植えがあります。

本物ではなく、竹と紙で作ったものを神域にさすのですが、光栄なことに一緒に作らせていただきました。



のしを取りかえ、旗を立てて、掃除。

本番のお祭りがうまくいきますようにと皆さんでお祈りしていただきました。


準備がおわりひと休憩

2月10日(土)

8:30〜11:30

安楽山宮神社春祭りの開催です。

神事自体は10時からとのことでしたが、主催者なので8:30につきのぼりの準備をしていたらちらほら安楽さんたちも集まってきました。

「山口を朝3時に出ました!」

「鹿児島市から来て近くで車中泊しました!」

など遠方より来てくださった方々の喜びの安堵に感動します。



「安楽です」「私も安楽です」と続々とお声かけていただき、安楽の地で安楽さんたちが集う瞬間を体感しているのだと思うと、言いしれぬ豊かな気持ちになってきます。


「安楽」さんたちが続々登場

お祭りは華やかで地元にいる方々が覆面の衣装を来て踊ります。

顔が見えないので神秘感が増します。


安楽山宮神社での春祭り

そんなこんなで10時になり、地元の偉い方と安楽さんたちもご一緒させていただきました。

苗植えの神事。

前日自分も作ったので皆さんの手で植えられていくのは感慨深いです。


稲を植える神事に安楽さんたちで参加

さらに神事で、田の神様と地元の方が酒を飲みながら豊作を頼む問答劇のようなものがあります。

田の神様はお酒を飲まれていて荒れ狂っています。

そんな田の神様を地元の方がなだめるといった内容の神事ですが、田の神様が想像以上に荒れ狂っていて肝を潰しました。

持ってる巨大しゃもじ?をバンバンたたき、足を折られそうな勢い。

なだめようとお酒を飲んでもらってますが、すでにずいぶん飲んでるので、吐き出すんじゃないかと思う勢いで、鬼よりも怖かったです。



安楽山宮神社に田の神様現る

神事は11:30くらいでひと段落。


「安楽」という人文字を作りたかったので、事前にドローン撮影申請をして山宮神社の駐車場で撮影しました。今回参加くださった方にテレビカメラマンの安楽さんがお見えで、ドローンも尽力いただきました。感謝です。


安楽の「安」がかろうじて撮れる

人数的に「安」の一文字ちょい欠けるくらいになりましたが、次回に繋げる良い写真になりました。


13:00〜15:30

安楽ツアー(ブラ安楽)

志布志市のガイド、米元さんにお願いして、安楽の地をめぐるツアーを開催しました。

安楽山宮神社で平安時代から南北朝にかけての安楽さんの由縁の解説や、実際安楽城跡までいって往時を偲んだり、安楽川まで行き、皆で「安楽」に想いを馳せました。

安楽川はきれいな川とのことでウスカワゴロモという天然記念物の藻かコケが生息してるようです。


「安楽」の由来をガイドさんから聞く

ふと振り返るとたくさんの方々。ざっと数えて25名くらいの方がついてきてくれてます。

たくさんの「安楽」さんがお越しくださって改めて感動。


瞬間風速25名の安楽さんたち

そして安楽川の河口まで行き、悠久の時の流れを体感しました。

志布志は古代からの港だったそうで、伝説によると、天智天皇もこの安楽川の河口あたりにやってきて逗留されたのだそうな。

詳しくはこちらのブログどうぞ

志布志の観光名所ということで宝満寺も見学させていただきました。


安楽川河口で天智天皇を想う

16:00〜16:40

安楽会議inホテルポラリス

ツアーも終わり、集まった安楽さんたちで自己紹介や、ガイドで話せなかったこと、今後の安楽さんの活動についてご意見いただきました。


いろんな意見が出た安楽会議

・安楽の日を決めよう→記念日協会?に申請

・今後も集まりたいとのことで、会に名前をつけよう→集まれ!日本全国「安楽」さんの会 にほぼ決定

・安楽山宮神社と安楽神社にのぼりを奉納しよう


2/10の公式プログラムはここまで


有志で懇親会〜愛知、三重、山口、鹿児島の安楽さんたち〜

やっぱり名残惜しいということで有志で宴会をしました。

「あんらくなのに「あんどう」とか「あんぐら」さんと呼ばれる」など「安楽」さんあるある話などで盛り上がりました。



2月11日(土)

11:00〜12:30 

若潮酒造にて酒蔵見学と焼酎ブレンド体験


志布志安楽のの地にある若潮酒造で記念写真

志布志市安楽の地に若潮酒造という大きな焼酎メーカーがあります。

安楽の地にあるので、有志で見学とオリジナル焼酎のブレンド体験をしました。

オリジナルの焼酎をつくるので、「安楽」と冠した焼酎をみなさんで作りました。



ブレンドは濃いものからあっさりしたものまで5種類くらい。

好みで混ぜていきます。

美味しいか美味しくないは自分次第。どんな味でも思い出の「安楽」の味です


13:30〜13:40

安楽小学校の前で記念撮影


安楽小学校の卒業生でないけどハイポーズ

安楽の地に安楽小学校があります。

学校の校訓のようなものがあり、良い教えなので、卒業生ではないけれど、みんなで記念撮影をしました。


「安楽」さんたちにも伝えたいあんらくっ子宣言!

14:00〜14:30

安楽(やすら)神社での春祭り

前日は安楽山宮神社での春祭り。日曜日は場所を1キロくらい離れた安楽(やすら)神社での春祭りになります。


安楽(やすら)神社での春祭り

神社の規模は安楽山宮神社が大きいのですが、祭りの多彩性は安楽神社の方がずいぶん多様かもと思いました。

田の神の問答から、赤べこ(牛)が出て田畑を耕すとか、屈強な若者がかぎづめと言って木で綱引きをするとかなど演劇とコロシアム感が一体となって豊かです。

この間も鹿児島より安楽さんがお越しになり、「安楽」さん一同で祭りを拝見しました。

豊作をねがうお祭りを眺めながら、おだやかに時はすぎ、お祭りは終わりゆきました。



とともに安楽さんまつりも閉幕。

名残を惜しみつつ解散となりました。


「安楽さんにこんなに会えるとは思わなかった!楽しかった!」

と多くの方が言ってくださいました。

企画した自分としては感無量です。


鹿児島市で「あんらく食堂」を運営されてる皆さんと猫写真家の安楽健一郎さん

また開催したいと思います。

次回は1年後を目処に東京か名古屋あたりで「安楽さんの集い」を開催できたらいいなと思います。

毎年志布志でこのような形で召集していくのは、私1人では負担なので4年に1回くらいでと考えています。


今回、地元の方と交流持てなかったので、また積み重ねる中で仲良くなれたら良いなと思います

志布志の安楽の地で行われるお祭りは毎年2月の第二土日で開催されています。

この記事を読んで興味持たれた「安楽」さん!是非志布志に

そして平安末期?あたりから続く「安楽」さんの絆を深めましょう。


「我ら生まれし、生まれた場所は違えども、同じ安楽を名乗らん!」


ではまたお会いできる企画を作ります。全国の「安楽」さんお楽しみに


【感謝】

今回開催するのに多くの方の助力いただきました。

きっかけをいただいた安楽山宮神社や志布志市役所の方、志布志の観光協会、ガイドの米元さん、

チラシのデザインをしてくださったプレシオデザインの谷山さんや主催者安楽の親戚のみなさん。

企画を立ち上げた時に一番に賛同いただいた猫写真家の安楽健一郎さん。

全国の安楽さんを集めようと東京のTBSラジオ、鹿児島のMBCラジオ、曽於市のコミュニティラジオsoo goodなどメディアの方々にも呼びかけに力になっていただきました。

デザイナーの谷山さんのいとこで安楽の地区に住んでる方、そして今回の企画に賛同して集まってくださった「安楽」さんたちなど関わりを持ってくださった方々に改めて感謝です。



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