この1、2年古代史を調べてたらだんだん京都府にある丹後半島に興味が出てきたので、いろんなご縁の後押しで京都府丹後半島、与謝野町に行ってきました。
何がそんなに丹後半島に引き寄せられるのか
日本の古代は文章の歴史があまりないので不思議がいっぱい。
「日本書紀」と「古事記」だけ読んでると日本の中心は瀬戸内海、大和、九州って感じで日本海側は神話に出てくるスサノオと因幡の白兎くらいしかピンとこないのですが、船や海路の歴史から書かれた日本の歴史の考察を読んでると、日本海側と朝鮮側一体で大きな交易がなされてたそうで、
「日本海側すごい!」
って気持ちになってきます。
実際、日本海側にも古墳や遺跡が多く、産業のナンバーワン「鉄器」も多く掘り出されてるようです。
丹後半島は大きな古墳がいくつもあり、鉄器もわんさと出土し「丹後には王国があった!」と知ってる人の中では盛り上がってるようです。
面白いので試しに日本海側で古代の交易を思い鳥瞰図を描いてみました。
丹後半島と出雲を中心に描いてみましたが、実際見たわけでないのでリアリティに薄いなと思い描き直すことにしました。
てな訳でレンタカーで古墳を中心にめぐります。
神明山古墳
古代の丹後半島が栄えてた場所もいくつかあるようで、まずは資料館のある竹野川河口あたりを巡りました。
幅190メートルくらいの大きな古墳も普通に登れて頂上の高さを体感。
海がよく見えます。
資料館には当時の暮らしも再現されてて、自分に似てる人形もありました。
網野銚子山古墳
こちらも神明山古墳と同じくらいの大きさです。200メートルくらいでしょうか?
古墳の頂上を歩きましたが意外と坂になってたり気持ち良いアップダウンがあります。
やっぱり遠くに海が見えます。良い眺め
道が狭く、車が停めにくかったですがなんとなく車を停める場所はありました。
函石(はこいし)浜遺跡
古墳ではないのですが当時(縄文時代か弥生時代か)の暮らしの何かあるのかと期待して行ったのですが、草むらに石の塔
「函石(はこいし)浜遺物包含地」
パッと見、草むらが広がるばかりで何が遺跡かわからなかったですが
いろんな時代の何か(石棺とか)あるようです。
古代の息吹を感じる具体的なものはなくがっかりしましたが、ぼんやり歩く分には低い木や草、青い空に沖縄っぽさも感じたりしました
一人旅はこの辺で終わりで
日本全国の老舗の良いものを海外に販売する会社、スターマークさん主催の「与謝野町旅」に参加。
与謝野町をあちこち見学させていただきました。
与謝野町は丹後半島の付け根くらいにあるまちです。
古墳とは関係ないのですが
快晴の下ホップ畑でビールパーティーをしました。
ホップ畑で白装束パーティー
初めて「映える」を体感
自分ではまずチョイスしないことばかり体験できて世界が広がりました。
白装束パーティーはおもしろかったので自分が住んでる愛知県や出身地の広島でもできたらいいなと思います。
出会った方々もいろんなジャンルでとんがった方ばかりでおもしろかったです。
ありがとうございます。
楽しく立体的な鳥瞰図はひげラク図絵社で
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