昭和レトロ風な絵を描くひげラク図絵社安楽です。
2022年3月26、27日に名古屋城で宗春おもち祭りが開催されました。
「宗春」とは尾張藩(名古屋)第七代藩主、徳川宗春のことです。
同時代の徳川吉宗が「倹約令!」と言って贅沢禁止、経済縮小を促す政策に反して
「お金をたくさん使って経済を潤し財政を増やそう」
と宗春自らが派手な格好で名古屋の街を練り歩き経済活性を生み出そうとしました。
そんなわけで名古屋では徳川宗春が江戸時代では有名人物になっています。
ちなみに添付のシールは安楽が描いたものです。
きっかけがあります。
2018年にも宗春おもちまつりが開催されたのですが、安楽もご縁あって絵はがきと似顔絵を販売することになりました。
その時は徳川宗春はあまり知らなかったのですが主催者の皆さんからお話伺い宗春にちなんだハガキを作ることにしました。
いろんな理由がつけられ増税ばかりの雰囲気ということもあって、自らの財を投げ打った宗春公にかけて絵ハガキを作りました。
そんなわけで宗春おもち祭り委員会の方から安楽に興味を持っていただき宗春公のシールを作った次第。
その流れか急遽今回のイベントにも出店することにもなりました。
安楽は絵はがきや絵本やステッカー
奥さん兼ひげラク図絵社経理の安楽まゆみは似顔絵を描くことになりました。
桜も咲き頃、晴れて陽気が良いおかげか、神奈川、大阪、石川、東京、沖縄、ベトナムといろんな地域、国の方がお越しなられて気持ち盛り上がりました!
似顔絵は好評でゆるやかにずっとお客様がお越しになりました。
自分はそばで合いの手入れるだけなので気楽で楽しかったです(笑
ちなみに彼女は似顔絵お絵かき隊で似顔絵を描く仕事をしていて、「よく似ている」と人気の作家さんでした。
お知り合いの方も多くお越しいただき、似顔絵お絵かき隊で一緒だった金井さんやさくらたんぽぽさんの息子、りゅうせいくん、モデルでイラストレーターの前田 奈子さんや愛知インバウンド協会でご一緒してる星野さんやスペイン人のエリさんもお越しで豊かな時を過ごすことができました。
桜も咲き始め雰囲気がとても良かったです。
ちなみに宗春公のシールは
コスプレウォークでのポイント到達のシールとして使われました。
宗春公の人生の続き。
宗春は吉宗と犬猿の仲となり激しくいがみ合いました。
使うのが先か!ケチるのが先か!
ということだったのですが結果的には宗春、尾張藩の財政が破綻して吉宗の勝利となりました。
その後宗春は30年間幽閉され、吉宗以降は尾張藩からは将軍は出ないような激しい仕打ちを受けるのであったという涙が出る結末となります。
宗春の功績に名古屋の街を発展させたのが挙げられるのかと思います。
当時は南の熱田神宮(宮)くらいまでしか人が来なかったそうですが、宗春の経済喚起のおかげで江戸、大阪からも名古屋に人が集まるようになっていったとのこと。
あまりピンと来ないかもしれませんが、宮(熱田神宮)から名古屋城は6〜7キロの距離があります。当時の名古屋は官庁街のごとくで娯楽の街ではない、あまり人の来ないまちだったようです。
正確に知りたい方は宗春のウィキペディアでも
宗春ロマン隊の皆さん、お声がけいただきありがとうございました!
お越しいただいた皆さま感謝
昭和風絵はがきはお任せ
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