毎日小学生新聞で掲載されてる「怪人二十面相」も40回を超えてきました。
あまりストーリーを伝えてしまうとネタバレ感も出るのかなと思い始めたので、絵の思い出を

地下牢的なところに落とされた小林少年に食事が運ばれます。
おにぎり3つ
ハム
生卵
お茶
時代は昭和11年
豪華なのか質素なのか判断つかないですが、「ハム」は何か豪華な気がしてきます。
生卵はおにぎりにつけて食べるのか、ハムに絡めるのか、気になります。

二十面相が変装したおじいさんが、狂気じみた声(顔)で小林少年がしてやられたのを見て大笑いをしてるのも、描いてる自分は楽しかったです。
あからさまに本人を目の前に、あざけり大笑いはなかなかできるものではありません。
江戸川乱歩先生の小説の挿絵は何か狂気じみた人の絵をあれこれ見ることができますが、絵を描いていると
「たしかに狂気じみた絵になってくる」
と体感してきます。
二十面相が多くの方から愛されてる理由が、読めば読むほど伝わってきます

アクロバット的にすごいなと思ったのは、隠し持った縄ばしごでずんずん上に上がっていく描写です。
不安定な縄ばしごでそんなに安定感持って登れるのだろうかと思いますが小林少年はへっちゃらです。
いや!自分もトライしてみないと!
そんなわけで怪人二十面相を引き続きお楽しみに〜
毎日小学生新聞にて「怪人二十面相」月〜金 連載中
江戸川乱歩/著 安楽雅志/画
昭和レトロ風な絵はお任せあれ
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