昭和レトロ風な絵をよく描く安楽です。
2022年10月から12月にかけて引きこもって絵を描いてた挿絵が本になって2023年3月6日から発売されました。
「じごく小学校」
いたずら好きな強(強)くんが、両親に勧められて「じごく小学校」に行くことに。
いたずらや悪い事し放題の学校てことで強くんも大喜び・・・
どんな小学校なのでしょう
というストーリーです。
2020年にポプラ社さんから「じごくバス」という絵本が出版されました。
その際文章、内容作ってくださった有田奈央さんとふたたびコンビです。
そんな「じごくバス」のテイストも残しながら わるい子大喜びの小学校で、こってりさわやかなお話になっています。
じごく小学校は読み物本
100ページにわたって展開されます。
「じごくバス」に比べても内容が濃厚です。
挿絵はフルカラーで100点くらい描いてます。 当初作画のお話をいただいた時、「じごくバス」の作画、制作は2〜3年くらいかかった流れだったので、「2〜3年後にできたらいいのかな」とのんびり構えていたら
「では半年後で発売決まったので作画お願いします〜」
とあっという間に発売時期が決まりました。作画に当てられるのが1〜2ヶ月でした。
さすがにのんびりしてられないと我ながら気づき、10月後半から引きこもり生活に入りました。
絵の仕事は他に色々お受けしてるので、時間の調整が大変(汗
自分にとっては執筆が地獄でした(笑 お手伝いいただいたメイメイ先生、みかん先生、恒森先生感謝です。
「じごく小学校」、原作者の有田さんのお話、編集者さんのアイデア、ポプラ社さんの熱意で良い雰囲気で書店に並んでるようです。
自分もポプラ社さんの営業の方の導きで名古屋の本屋さんに行ってきました。
愛知県の書店さんに飾ってもらうためのポップをあれこれ描きました。
キムチのまち、空港のまち、家康のまちなど地域で特色あるのでほんのりそんな感じで描いてます。
読売新聞にて広告も出されたようです。
原作者の有田奈央さんもご紹介
福岡出身で絵を描く仕事をするということで、名古屋で安楽と一緒に似顔絵を描かれたりしてました。
その後、東京に行き、絵本作家さんの道に。
「おっぱいちゃん」を代表作にさまざまに描かれてます。
現在は栃木県宇都宮市で活躍されてます。
病気にも打ち勝つ強い方です
今思い返しても作画は大変でしたが
無事終わって、ホッとしています。
「灯台」5月号で「じごく小学校」の書評が掲載
慈愛溢れる書評に感動です。
作画中は編集者さんから「昭和風になるべくならないように」と釘を刺されてましたが、「昭和風な雰囲気が・・・」と記載されてるので、抑えても絵柄からにじみ出るようです(笑)
2023年3月4日発売
A5判サイズ216mm x 153mm
ページ数95ページ
本の種類 児童向け単行本
ジャンル 児童読み物(国内)
定価1,540円(本体1,400円)
絵本ナビ
ポプラ社
新入学学校に行かれる方はぜひ
では〜
楽しい「地獄」はお任せ
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