AIさんで絵の作画トライ
- 安楽雅志

- 2025年12月27日
- 読了時間: 4分
月刊ゴルフダイジェスト2月号に横田英治選手の軌跡のような特集記事を飾る絵を描かせていただきました。

今回、「90年代の観客をたくさん」というオーダーでした。

ご依頼をいただいた時、ピーン!ときました。
「ここでAI様の力が発揮されるのでは!」
「AIで簡単に絵が描いてもらえる時代になりました!」
という風潮、ご意見もあるので、どの程度できるのか、この3ヶ月前くらいからAI(Gemini)さんに課金して、あれこれ試してました。
あれこれ試す中に「似たような絵の増殖」はきっと役に立つに違いない。
と、課金したAI(Gemini)さんが仕事に役に立つかもと期待してトライしてみました。
まずは5、6名観客を描いてみます。
それをAIさんにアップします
「チチンプイプイ、このサンプルの絵に沿って、右に左に観客を増やしておくれ。服は90年代の服だよ」
とボタンを押すと
1分半くらいグルグルすると絵が出てきました!
「さあさ、これがご主人様が求めていた絵ですね」
それは自分の絵とは似つきもしない
「ご主人様の下手くそな絵を私AI様がきれいに上手に描きました。」
というような絵。
なんか小馬鹿にされた気分・・・・
「上手な絵がほしいのではなくて、サンプルで出してるような絵にしてください。」
というと
2分ほどクルクルして
「さあさ、あなた様の下手くそな絵に合わせて描いてみました。
こんなものでしょう。ヒーヒッヒッヒッヒッヒ」
とでも言わんばかりのデッサン?が崩れた絵が画面を覆います。
自分のタッチとは似ても似つかぬゾンビのような人々に、だんだん気味が悪くなってきました。
弁当工場で見る、人工加工の無限ゆでたまごを見てるような気味の悪さを思いうかべてしまいました。
「生き物」と思っていた卵が実は「加工物」だったという得もしれぬ恐怖

とはいえ、乗りかかった船なので、めげずにトライ。
あれも違うこれも違うとやってると
「私めは重量オーバーになりました。翌日になって使用してください」
え!課金してるのに容量オーバーって!しかもたった5回で!
「お金返せ」
と伝えると
「ご心配でしょうが仕方ありません。きっと短い間に何回も指示されたからでしょう。ひょっとしたら1時間後に使えるかもしれません」
うぐ!
世に流布してるとされる、AIで作ったというあんな動画やこんな動画は一体どうなってるのでしょう。
「AIは簡単です」
とは言っているものの、指示をするのも職人技ではないかと勘繰ってしまいます。
というか、
1 指示する
2 待つ
3 結果出る
でその度に5分くらい使ってます。
本当に時短なのか。
違う沼にハマってしまった気がしてきましたが
仕事なので、とにかく進行しないといけません。
ならばと、Photoshopに搭載されているAIさんを使うことに。
Photoshopの最新(多分バージョン2026)はGeminiのナノバナナ2.5が搭載されています。
課金してるGeminiのナノバナナは3.0なので、少しバージョン下がります。
元々Photoshopを年間契約してるものの、絵を描く分には、クリップスタジオの方が便利で、Photoshopの有効性は「CMYKに変換」くらいしか見出せにくくなっていました。(悲)
「Photoshopさん、課金分答えて!!」
結論をいうと、似たり寄ったり。(ちーん)
「Photoshopさんおまえもか・・・・」でも身体というか土台のようなものは、前向きにみてもできてたので、こちらをベースに描いていきました。
「AIさんの力で早く作業が終わるはず」
と信じて描いてましたが、気づいたら全部描きなおしてました。
納品後、計測した時間見たら18時間。
いつもの2倍以上かかっててショックでした(泣
そんなてんまつでとても思い出深い作画となりました。
さんざんAIさんに頼ることを記載しましたが、実際の絵は、ほぼ描き直しました。
入りたてのアシスタントさんが描いてくれた絵をほぼ描きなおす構図に似ています。

ちなみに横田英治選手の名前以外は「わからないように」とのことで、AIさんが描きそうな字を描いてみました。

ありがとうございます。
AIさんトライ
役立つ場面もあるので、引き続きトライしたいと思います。
昭和レトロ風な絵はお任せあれ





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