安楽雅志

2018年7月20日3 分

クリエイターのための著作権講座

ひげラク図絵社を昨年の10月から立ち上げ、ご縁の中で様々な活動をしています。

その中で自分が所属するJAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)の仲間の方と一緒にセミナー事業を自主企画して開催しました。

クリエイターのための著作権講座

グラフィックデザイナーのTIPTOP中森さんとそうさすの加納さんと協力してデザイナーやイラストレーター、フォトグラファーさんなどに焦点を当てた著作権講座です。

イラストレーターとして「著作権を生み出す立場」

デザイナーとして「著作物を使用する立場」

現場で仕事をしていて、「著作権」に関わるも、実際どのように付き合っていくかが明瞭でなかったのですが、

産む側と使う側の思いや都合を検討して内容を決めました。

名古屋駅近くにあいぎ法律事務所を構える弁護士の早瀬久雄さんにご協力いただきお話、解説いただきました。

ありがとうございます。

会場は名古屋栄にあるナディアパーク

4階にクリエイティスペースコードという会場で19:00開催

この講座に賛同いただける方はどれくらいいたのかドキドキ

会場は80名 近くの方で埋め尽くされました。

多くの方に関心持っていただき嬉しいです。

お話いただいた内容

・著作権の概要→著作権てなに?制作物のどの範囲を指して言うの?

・自らの著作物を守る→そのためには契約書を作ってみよう→裁判てすぐするものなの?

・他人の著作物、肖像の利用→許可は大事だね→写真トレースは侵害か?などの質問

が大まかな内容でした。

今回、私たちのリクエストもあり、大変多くの情報量を合計80分の中でお話いただきました。

途中Q&Aコーナーも挟んで理解を深めていただくこともしていたら時間いっぱいになってしまいました。

Q&Aで出た内容(抜粋)

好きな作家さんの絵をコラージュして作品作るのは違法か?→元の作家の絵と違うもの(認識できない)になるならまだ配慮の余地がある

撮影した写真が色々切り抜きされて使用された。どう抗議したら良いか。→事前に禁止事項として確認するのが良い。素直に伝えることから始める

死んだ有名人の顔を似顔絵にして販売するのは良いものか→有名人の使用権(パブリシティ権)をプロダクションなどが持ってる可能性あるので確認はした方が良い

など

このような質問は個別の案件をそれぞれ検証することも必要ですので、あまり簡単に回答もできずひっかりのある言い方にもなりましたが

今回の目的が

「著作権」を認識することでお仕事の交渉や取り決めを気持ちよく進める術を身につける

ということで設定させていただきました。

細かな知識よりも「著作権てこういうことだったんですね」

というのを感じていただけたらと思います。

「著作権」を取り扱う心構えは

「自分がしてほしくないことを他人にもしない」

という思いやりに集約されるのかなとも思う次第です。

たくさんの方にお越しいただき感謝です。

みなさんの真剣な眼差しに今回開催してよかったと思いました。

こういう企画は一人ではできません。

改めて一緒に企画運営した、グラフィックデザイナーの中森さん、加納さんに感謝。

企画する機会をいただいたコードさんにもお礼申し上げます。

弁護士の早瀬さんに感謝。ささやかな慰労会

お忙しい中ありがとうございます。

こちらのリクエストが過剰だったかもしれません。

また形を変えて著作権については講座開きたいですね。

ということで、今回の講座が少しでもお役に立てば嬉しく思います。

ありがとうございました。

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